仏教の教え・・・和顔施(わげんせ)

厳しい就職活動の中でも大いに参考になることなので、お話ししたいと思います。

仏教では、3つの布施(他人へのほどこし)があるといわれています。財産や地位がなければ布施ができないかといえば、そうではなく、誰もが容易にできる布施が「無財の七施」です。
和顔施はこの中のひとつです。「いつもなごやかで穏やかな顔つきで人に接する行為」のことです。
最近は脳科学も発達して、表情が人に与える影響を科学的に分析したと、TV番組で紹介されていました。笑顔で接するときと、無表情で接するときの相手の脳の働きは違ってくるそうです。これがコミュニケーションに影響を与え、笑顔の時には豊かなコミュニケーションに発展するが、そうでないときには相手はうまく喋れなくなるという実験を見ました。表情ひとつで相手に大きな影響力を持つということです。長い歴史を持つ仏教のことが科学的にも裏付けられています。

自分の表情は意外と気づかないものです。
よく鏡でも見ていないと、無表情で接しているのも気づかなくなります。

修行を積んだ徳の高いお坊さんなどは、どんな状況でもいつも穏やかな表情で接してくれ感心させられます。

世の中の流れが速くなり、いろんな情報に振り回されがちになる時代です。
こんな時代だからこそ、いつも心に余裕を持ち、できれば「人に笑顔で接する」ことを心がけ、より良い人間関係を築いていくことが重要な時代になったのではないでしょうか。