「色の認識」 開発部

以前NHKで見たドキュメンタリーで色の認識ついて面白いと感じた話があったので紹介したいと思います。

その番組では、12個の円形に配置された四角い図形の中の一つだけ異なる色を選ばせるという実験を行っていました。 

最初の実験では12個の緑色の中にひとつだけほんのわずかに違う色の緑があり、時間をかけてじっくり見ればどれが違う色なのかを判断できるかもしれないというレベルでの色の違いでした。
しかしアフリカのある民族では、2個の中でどれが違う色なのかを即座に判断していました。

次の実験では、12個の緑の図形の中にひとつだけ青色の図形が混ざっていました。この実験では違いを即座に選ぶことのできる人がとても多いのですが、先ほどのアフリカの民族では選ぶのにとても時間がかかり、中には全く「解らない」という人もいました。 

なぜこのような違いがあるのかという理由ですが、その民族では一つ目の実験で使われた2色の緑色にそれぞれ異なる色の呼び名が当てられており、逆に2つ目の実験で使われた緑色と青色は同じ呼び名が使われています。

色を表す単語の数や表現が大きく違うことで、世界の見え方も少し違っているのかもしれない、という解説がされていました。

色は目で見るものだと思っていましたが、言語などによる意味づけや認識により見え方は大きく変わるものだというのを知りました。

日常生活でも、異なる考え方や情報によりものの見え方が変わることや視野が広がるという経験があると思います。

私も全く違う分野の人と交流したり、様々な感性に触れ多様な感覚や考え方を身につけていきたいと思います。


参考:地球ドラマチック「"色"は脳で作られる!あなたと私は同じ色を見ているの?~」